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1. 「わの会」のコレクション展


 平成25年度の「わの会」の第9回コレクション展は2ケ所で開催されています。

1 ギャラリー・ア・ビアント(東京都浅草)  8月15日(木)~18日(日)実施済み

2 ほくさい美術館(埼玉県加須市) 10月27日(日)~12月23日(月)


出品作家名(順不同、敬称略)
レンブラント、クロード・ロラン、不詳(伝葛飾北斎)、田能村直入、浅井忠、岡村政子、石川寅治、藤島武二、富田温一郎、下郷羊雄、今西中通、荒井龍男、青山義雄、赤松麟作、マージョリー・ベイツ、瑛九、横山操、牧野宗則、小山田二郎、八木一夫、斉藤義重、此木三紅大、金子周次、関根伸夫、渡邊榮一、李克民、杉本健??、吉江審、悳俊彦、堀尾貞治、相笠昌義、柄澤齊、白石潔、内藤瑤子、庄漫、二見彰一、フジ子・ヘミング、小林孝至、強瀬浄眞、伊とうはるこ、川崎光草子、西村宣造、斎藤輝昭、坪田純哉、池田満寿夫、岡澤喜美雄、荒井雅美   46名
巡回展 東京(浅草)、埼玉(加須)

目玉の作品は横山操の1960年作、「水映」お化け煙突です。 今や東京スカイツリーで賑やかな下町に、かっては人気者のお化け煙突があった。昭和元年、隅田川岸に建てられた東電の火力発電所である。高さ83.5m、直径4.5mの巨大な煙突が4本あった。昭和39年役目を終え取り壊された。(出品者のコメントより抜粋) エピソード ; アビアントの横山操作品を見にこられた方が「水映」お化け煙突に感激し、画集を購入、寄付もされました。その後、「わの会」にご入会されています。

テーマは 版画+自由出品です。
出品者32名、52点の出品です。版画29、油彩11、水彩4点等です。

ほくさい美術館では、野田哲也展を同期間中に併設、開催しています。
      野田哲也展     10月27日(日)~12月23日(月)
講演;11月10日(日)14;00~16;00 野田哲也による講演を実施済み。 
講演会は二十数名が出席盛会でした。


画集の注文;画集は予約承ります。3000円/冊です。(在庫は用意しておりません。受注後の印刷となります)

画集の納期;ご注文が6月21日以降~11月末の場合は12月末納期となります。画集の注文先は事務局にお願い致します。
電話・FAX 04-7134‐8293です。

2. 「わの会」の放談会


第35回放談会は10月5日(土)13;00~16;00京橋区民会館、洋室1号室で実施。12名参加。充実した放談会でした。終了後、加島美術、ギャラリー川船を訪問、銀座7丁目のフランス料理のサラマンジェで食事会を実施。ご参加有難う御座いました。次回は来年1月に実施予定です。


放談会は会員の皆さんが作品を一点か二点持ち寄り、作品に関する四方山話を致します。とても楽しい「わの会」の人気行事です。

会員で無い一般の方も参加出来ます。参加ご希望の方は事務局へご一報下さい。

「わの会」事務局の連絡先は電話04-7134-8293です。住所277-0871 柏市若柴1-358 「わの会」事務局

3. 「わの会」の会誌



次号の会誌43号のテーマは「自画像」です
11月末締切、12月末発行予定です。


予約注文受け付けています。1000円/冊です。
「わの会」事務局 04-7134-8293

4.義援金


東日本大震災義援金・岡倉天心記念六角堂等復興基金に「わの会」の会員による寄付を実施しました。平成23年6月9日、水戸の阿部真也さんが「わの会」を代表して茨城大学文学部教授小泉教授(右側、岡倉天心記念六角堂の副所長)に114,000円の目録を手交されました。

※六角堂は五浦地区の復興のシンボルとして、震災の一年後には再建が進められています。平成24年4月17日竣工式に「わの会」の会員が参列しました。茨城県天心記念五浦美術館は11月1日既に再開されました。

5.10周年記念行事


「わの会」は平成24年5月に10周年を迎えました。10周年記念行事として書籍プロジェクトを立ち上げ、会員のコレクションによる図書を平成24年6月15日に発刊致しました。とても充実したレベルの高い本になっております。

わの会の眼


1 図書の概要; 

35名のコレクターが153点の日本の絵画、彫刻作品(物故)を選抜、紹介した338ページ(画像1ページ、コメント1ページ1セット)のドキュメント収集記です。

価 格
2000円/冊 プラス 運送費350円/冊 
在庫無くなり次第次第販売中止

事務局でご注文、問合せ受け付けます 
〒277-0871 千葉県柏市若柴1-358
柏わたくし美術館 04-7134-8293  
メールアドレス ryokeihori@yahoo.co.jp

1 「わの会の眼」発刊記念展を実施が総会で承認されました。公立美術館で平成27年の冬季に「わの会の眼」発刊記念展(仮称)を実施予定。

2 続「わの会の眼」の発行が平成29年に実施が総会で承認されました。

6. 総会


平成25年度の理事会、総会は6月2日(日)13時~、日本教育会館で行われました。会員の出席数25名、お客様7名計32名でした。予定された審議事項は承認されました。

 「わたくし美術館」連絡会議の開催が総会で承認されました。

 講演は「わの会」会員の小倉敬一さん。長谷川?二郎、清宮質文、(特に左2作家の有数なコレクター)長谷川利行、南城一夫等のコレクションの紹介を中心に講演がありました。小倉さんには当日美術雑誌記者による取材がありました。

 元自由が丘画廊主の実川暢宏さん(尾崎正教さんの友人で「わたくし美術館」の名づけ親)が総会にご出席いただきスピーチいただきました。


2013年総会

後列右から3人目の方は荒井一章様、前列杖をお持ちの方は実川暢宏様です。後列右から大澤景様(『美術の窓』誌)、中川正美様(『ArtCollector’s』誌)です。

7. 平園クリニックの「絵のある待合室」


平園クリニックの「絵のある待合室」として29室、290点の作品が展示されています。新しい試みです。ネット上に新しいわたくし美術館の誕生だと思います。彫刻、中山巍、神奈川銘柄を中心に掲載。一点ものも充実しています。古美術雑誌「小さな蕾」2014年1月号から連載「絵のある待合室」がスタートします。