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1. 「わの会」のコレクション展


 平成25年度の「わの会」の第9回コレクション展は2ケ所で開催されています。

1 ギャラリー・ア・ビアント(東京都浅草)  8月15日(木)~18日(日)

2 ほくさい美術館(埼玉県加須市) 10月27日(日)~12月23日(月)


テーマは 版画+自由出品です。
現在 出品者32名、52点の出品です。版画29、油彩11、水彩4点等です。

オープニングパーティ 8月18日(日)13時頃から浅草ア・ビアントで実施済み。恒例の出品者の思いを語っていただきました。お客様笹木繁男さん、実川暢宏さんにスピーチいただきました。約四十名の出席者でとても賑わいました。

画集の注文;画集は予約承ります。3000円/冊です。(在庫は用意しておりません。受注後の印刷となります)

画集の納期;ご注文が6月20日までの場合は7月末納期、ご注文が6月21日以降~11月末の場合は12月末納期となります。画集の注文先は事務局にお願い致します。   電話・FAX 04-7134‐8293です。

2. 「わの会」の放談会


放談会は会員の皆さんが作品を一点か二点持ち寄り、作品に関する四方山話を致します。とても楽しい「わの会」の人気行事です。

実施済み。恒例の出品者の思いを語っていただきました。お客様笹木繁男さん、実川暢宏さんにスピーチいただきました。約四十名の出席者でとても賑わいました。

次回、第34回放談会は7月21日(日)9;00~12;00 京橋区民会館 洋室5号室で実施決定。

放談会は会員で無い方も参加できます。「わの会」事務局までご一方下さい。

「わの会」事務局の連絡先は電話04-7134-8293です。住所277-0871 柏市若柴1-358 「わの会」事務局

3. 「わの会」の会誌


梅野記念館 表彰

会誌第42号は「音楽と絵」に加え「岩本昭さんを偲んで」、とします。 8月末締切、9月末発行予定です。43号は「自画像」です。手作りの会誌です。


予約注文受け付けています。1000円/冊です。
「わの会」事務局 04-7134-8293

4.義援金


東日本大震災義援金・岡倉天心記念六角堂等復興基金に「わの会」の会員による寄付を実施しました。平成23年6月9日、水戸の阿部真也さんが「わの会」を代表して茨城大学文学部教授小泉教授(右側、岡倉天心記念六角堂の副所長)に114,000円の目録を手交されました。

※六角堂は五浦地区の復興のシンボルとして、震災の一年後には再建が進められています。平成24年4月17日竣工式に「わの会」の会員が参列しました。茨城県天心記念五浦美術館は11月1日既に再開されました。

5.10周年記念行事


「わの会」は平成24年5月に10周年を迎えました。10周年記念行事として書籍プロジェクトを立ち上げ、会員のコレクションによる図書を平成24年6月15日に発刊致しました。とても充実したレベルの高い本になっております。

わの会の眼


1 図書の概要; 

35名のコレクターが153点の日本の絵画、彫刻作品(物故)を選抜、紹介した338ページ(画像1ページ、コメント1ページ1セット)のドキュメント収集記です。

価 格
2000円/冊 プラス 運送費350円/冊 
在庫無くなり次第次第販売中止

事務局でご注文、問合せ受け付けます 
〒277-0871 千葉県柏市若柴1-358
柏わたくし美術館 04-7134-8293  
メールアドレス ryokeihori@yahoo.co.jp

1 「わの会の眼」発刊記念展を実施が総会で承認されました。公立美術館で平成27年の冬季に「わの会の眼」発刊記念展(仮称)を実施予定。

2 続「わの会の眼」の発行が平成29年に実施が総会で承認されました。

6. 総会


平成25年度の理事会、総会は6月2日(日)13時~、日本教育会館で行われました。会員の出席数25名、お客様7名計32名でした。予定された審議事項は承認されました。

 「わたくし美術館」連絡会議の開催が総会で承認されました。

 講演は「わの会」会員の小倉敬一さん。長谷川?二郎、清宮質文、(特に左2作家の有数なコレクター)長谷川利行、南城一夫等のコレクションの紹介を中心に講演がありました。小倉さんには当日美術雑誌記者による取材がありました。

 元自由が丘画廊主の実川暢宏さん(尾崎正教さんの友人で「わたくし美術館」の名づけ親)が総会にご出席いただきスピーチいただきました。


2013年総会

後列右から3人目の方は荒井一章様、前列杖をお持ちの方は実川暢宏様です。後列右から大澤景様(『美術の窓』誌)、中川正美様(『ArtCollector’s』誌)です。

7. 平園クリニックの「絵のある待合室」


平園クリニックの「絵のある待合室」として28室、280点の作品が展示されています。新しい試みです。ネット上に新しいわたくし美術館の誕生だと思います。彫刻、中山巍、神奈川銘柄を中心に掲載。一点ものも充実しています。

8. 倉沢コレクション展 信州ゆかりの画家たち


倉沢コレクション展 信州ゆかりの画家たち      6月15日~8月25日

「わの会」の会員、倉沢紀武さんの倉沢コレクション展が梅野記念館絵画館にて実施されます。  長野県東御市八重原935-1 0268‐61‐6161

作品数100点余点 作家 伊川鷹治、石井拍亭、北沢良知、倉田白羊、神津港人、小林丙、小山敬三、小山周次、佐藤利平。中川紀元、中村直入、西岡瑞穂、林倭衛、藤井令太郎、丸山晩霞、三宅克己、山本鼎、横井弘三等

倉沢さんコレクションは当企画展を契機として梅野記念絵画館に寄贈されました。これで梅野記念絵画館は長野銘柄が揃い名物ともに長野有数のコレクションとなります。

9. 軽井沢の財団法人脇田美術館で清宮質文展  ~A氏コレクションを中心に~


7月19日(金)~10月1日(火)   
Aさんは「わの会」の会員です。Aさん所蔵の清宮質文作品中心に展示されます。  脇田美術館は長野県軽井沢町にある、洋画家脇田和の作品を展示している美術館です。 1991年に開館。

〒389-0100 長野県軽井沢町旧道1570-4  0267-42-2639
Aさんは山口長男、脇田和のコレクターでもあります。2006年1月~3月、大川美術館で山口長男・脇田和展 A氏コレクション展が開催されています。

10. 松尾陽作さんの所蔵品が3公立美術館で展示されています。


1. 大田区立郷土博物館にかねて寄託中の白滝幾之助 「大森海岸」 水彩・紙 昭和2年と昭和6年制作のそれぞれ2点が、同区の“大森海苔ふるさと館”で9月16日まで展示(同展のポスターの図柄にも採用) 大田区には大正~昭和にかけて文士(画家)村があり、所謂、高級住宅地といわれている「田園調布」を描いた作品は数多く残されているが、海側の風景を描いたものは数少なく、大変貴重とのこと。この寄託は、当会会員の中村徹氏(大田区に勤務、その後同区の文化関係団体の役職員)の斡旋により実現したもの。 (上記のように会員の隠れた所蔵品、コレクションが会員(同士)の斡旋により陽の目をみて美術館(博物館)や地元に評価されたり、寄与することができることは当会として、まことに喜ばしいことです)

2. 福岡県立美術館にかねて寄託中の間部時雄 「秋果の図」 油彩・キャンバス F25号 1937年制作が同館の「坂本繁二郎と静物画」展に8月30日まで展示

3. 愛媛県美術館に、かねて寄託中の大下藤次郎 「松山新立橋」 水彩・紙 1911年制作同館の常設展に展示。(昨年の当会のコレクション展に出品されたもの、更にこの作品の公開展示に当たっては当会会員、宇都宮義文氏、松山市出身に色々とご教示にあずかったもの) この水彩画は、大下藤次郎の亡くなる3ケ月前の作品で雑誌「みずゑ」に原色版で掲載され、その後、長い間行方がわからなかった作品。この絵は、往時を偲ぶことの出来る貴重な絵画として、地元の人達や同県の美術館では大変歓迎されて受入れ、展示されています。