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HP28年6月25日号

1. 第10回「わの会」のコレクション展


第11回「わの会」コレクション展が開催されます。各会員のコレクションから絵画、彫刻の中から1,2点/人出品されます。恒例の人気行事です。
開催時期 ; 平成28年8月17日(水)13;00~21日(日)
        開館時間につきましては後日お伝えします。     
開催場所 ; 東京都品川区民ギャラリー
        〒140-0014 東京都品川区大井1-3-6イトーヨーカドー大井町店8F
        アクセス ; JR大井町駅前、りんかい線大井町駅前、東急大井町駅前
テーマ ; 人物画(裸婦、女性像、肖像画、自画像含)+自由出品です。
出品者数33名、作品数60点、作家数53名
画集も制作予定です。(3000円/冊の予定)

----人物画(裸婦、女性像、肖像画、自画像含む)+自由出品---
出品作家名(五十音順、敬称略)
秋山俊也、畦地梅太郎、荒井龍男、五百住乙人、伊とうはるこ、伊原宇三郎、今井ロヂン、今西中通、大島哲以、大竹茂夫、大沼映夫、加藤正、川崎光草子、衣笠泰介、熊岡美彦、黒木一明、小絲源太郎、國領経郎、駒井哲郎、古茂田守介、小山周次、佐々木豊、澤田政廣、篠田桃紅、シャルル・エミール・ジャック、ジャン・シャルル・ブレ、白瀧幾之助、杉山惠子、関口誠、武内鶴之助、田中岑、田能村直入、田村孝之介、内藤瑶子、中林忠良、中村忠二、中村直人、野田哲也、萩谷巖、長谷川潔、浜田知明、原精一、平野遼、廣本季與丸、舟越保武、前田常作、水野朝、峰村リツ子、山谷鍈一、山中現、山根康壮、山本森之助、横尾泥海男        合計53名



伊原宇三郎(1894~1976)  
「ロシア貴族 ガロチェンコ夫人」 油彩、キャンバス  12F  1925年制作

2. 平塚市美術館及び 東御市 梅野記念絵画館で「わの会の眼」展 が終了しました


平塚市美術館では特集展として平成27年12月5日(土)~平成28年2月7日(日) 「知られざる名品  サラリーマンコレクター わの会展」が2月7日まで開催及び東御市 梅野記念絵画館にて平成28年2月16日(火)~3月27日(日)、「わの会の眼展」が好評裏に無事終了致しました。来館者数は1332名と評判の良い企画展となりました。ご来館有難う御座いました。
スタートしました。「NPO法人あーと・わの会」会員の選りすぐりの113展の作品が展示されました。ています。是非、ご覧下さい。コレクター、物故の聖地と言われる2館目の公立美術館での開催でした。
下記は東御市 梅野記念絵画館のチラシです。クリックしていたくと展示会場、展示作品を見ることが出来ます。





脇田和 パン屋の子  新井博さん出品

梅野記念絵画館のアンケート80名の結果 (当企画は来館者が3点選抜する梅野記念絵画館のイベントです)
第1位 九票 1人 新井博さん出品の脇田和 「パン屋の子」 、
第2位 七票 3人 菅野圭介 「飛騨のタンス」 (野原宏さん出品)・大澤鉦一郎 「小さい椅子」 (中山真一さん出品)・里見勝蔵 「シャポンバルの寺」(平園賢一さん出品)
第3位 六票 3人 長谷川潾二郞 「正倉院付近」(小倉敬一さん出品) ・林倭衛 「プロバンスの森」 (谷吉雄さん出品)・遠山五郎 「赤いシャンタユ」(平園賢一さん出品)
第4位 五票 7人 吉川三伸 「冬山」 (小川榮吉さん出品)・駒井哲郎 「笑う幼児」 (鈴木正道さん出品)・松本俊介 「少女」(谷吉雄さん出品) 佐分真 「セーヌの初 秋」(谷吉雄さん出品) ・ 菅野圭介 「哲学の橋」(佐藤修さん出品) ・国吉康雄 「裸婦」(山瀬一洋さん出品)・ 増田誠 「オー・ボン・ロワン・ビストロ」(増田一郎さん出品)
第5位 四票   11人 瑛九 「旅人」(野原宏さん出品) ・星野眞吾 「鋏と画鋲」(小倉敬一さん出品) ・金子周次 「入港」 (此木紀子さん出品)・今西中通 「フサ像」(谷吉雄さん出品) ・ 児島善三郎 「鏡を持つ女」 (中村儀介さん出品)・須田国太郎 「二匹の馬」 (中村儀介さん出品)・岩崎巴人 「色即是空」 (中村儀介さん出品)・牧野義雄 「夜のピカデリー・サーカス」(福井豊さん出品) ・真田久吉 「静物」(横山俊樹さん出品) ・中山巍 「老人像」(平園賢一さん出品) ・小出三郎 「人」 (三浦徹さん出品)

右にあるバナー「わの会の眼」をクリックして下さい。作品の画像を見ることが出来ます。
尚、平塚市美術館では特集展として平成27年12月5日(土)~平成28年2月7日(日) 「知られざる名品  サラリーマンコレクター わの会展」が2月7日まで開催されました。反響好く、来館者数は3414名を数え、冬場の特集企画展としては過去最高の入場者数となりました。ドキュメンタリー収集記「わの会の眼」も企画展に合わせ12月5日に再版され、現在「わの会」事務局で販売されています。
下記は平塚市美術館発行のチラシです。クリックしていたくと展示会場、展示作品を見ることが出来ます。



平塚市美術館のアンケート結果 (当企画は平塚市美のイベントです)



増田誠    「オー・ボン・ロワン・ピストロ」   増田一郎さん出品作

1035人が投票、トップは52票を集めました増田一郎さん出品の増田誠の「オー・ボン・ロワン・ビストロ」でした。2位以下は玉之内満男“水辺の古城”(福井豊さん出品)、大沢鉦一郎“小さい椅子”(中山真一さん出品)、太田聴雨“愛陶”(小倉敬一さん出品)、5位牧野義雄“夜のピカデリー・サーカス”(福井豊さん出品)、5位脇田和“パン屋の子”(新井博さん出品)、麻田浩“物たちのおもい”(金井徳重さん出品)、金子周治“入港”(此木紀子さん出品)、長谷川潾二郎“正倉院附近!(小倉敬一さん出品)、遠山五郎”赤いシャンタユ“(平園賢一さん出品)でした。 
右にあるバナー「わの会の眼」をクリックして下さい。作品の画像を見ることが出来ます。

3. 「わの会」の放談会


第46回放談会は4月29日(金・祝)午後13;00~京橋区民会館、第五号洋室にて実施されました。18名の参加で熱心に放談が行われました。一名はネットを利用して画像、音声で参加。ゲストは2名でした。懇親会も行われゲストも含め8名が参加されました。次回47回の放談会は7月29日(金)13;00~京橋区民会館で開催の予定です。
参加者が1点の作品を持ち込み放談する会です。とても人気のある行事です。
一般の方も無料で参加出来ます。二次会も実施されます。気軽に申し込み下さい。
事務局へ 04-7134-8293

4.「わの会」の会誌


次号53回の誌のテーマは「フォーヴ」で、5月末締切、6月末発行されました。
次号54回のテーマは「最初に買った絵」です。
8月末〆切り、9月末発行です。
予約注文受け付けています。事務局へ連絡下さい。1000円/冊です。

事務局 ; 04-7134-8293  
〒277-0871  柏市若柴1-358「わの会」事務


5. 義援金


東日本大震災義援金・岡倉天心記念六角堂等復興基金に「わの会」の会員による寄付を実施しました。平成23年6月9日、水戸の阿部真也さんが「わの会」を代表して茨城大学文学部教授小泉教授(右側、岡倉天心記念六角堂の副所長)に114,000円の目録を手交されました。

※六角堂は五浦地区の復興のシンボルとして、震災の一年後には再建が進められています。平成24年4月17日竣工式に「わの会」の会員が参列しました。茨城県天心記念五浦美術館は11月1日既に再開されました。

6. 「わの会の眼」再版のお願い


ドキュメンタリー収集記「わの会の眼」は売り切れでご迷惑をお掛けしていますが、12月5日に表紙も一新し、再版されました。「わの会の事務局」(下記)でお求め下さい。


 「わの会の眼」は35名のコレクターが153点の日本の絵画、
 彫刻作品(物故)を選抜、紹介した338ページ(画像1ページ、
 コメント1 ページ1セット)の初のドキュメント収集記です。
 2000円/冊

「わの会の事務局」では、ご注文、問い合わせ受け付けます。
但し、「わの会の眼」の再販の在庫は多くありません。在庫無くなり次第打ち切ります。
本代2000円/冊+360円/1,2冊(輸送費)
〒277-0871 千葉県柏市若柴1-358
柏わたくし美術館 04-7134-8293
メールアドレス ryokeihori@yahoo.co.jp

7. 総会


平成28年度の総会は6月19日(日)午後、日本教育会館で行われました。
会員の出席数27名、家族3名、お客様3名 計33名でした。予定された審議事項は全て承認されました。
下記は28年度総会6月21日の集合写真です。



総会時 28年度の表彰対象者は中井嘉文氏です。練馬のアトリエ村の調査、研究活動、
美術普及活動が表彰対象となりました。おめでとうございます。
下記画像は表彰状の授与の状況です。右側の方が中井嘉文氏、左が野原理事長です。



講演会は総会後、堀事務局長による演題 “「わの会」の組織についての一考察” が行われました。

8. 平園クリニックの「絵のある待合室」

 平園クリニックの「絵のある待合室」として33室、330点の作品が展示されています。新しい試みです。ネット上に新しいわたくし美術館の誕生です。
彫刻、中山巍、神奈川銘柄を中心に掲載。一点ものも充実しています。
古美術雑誌「小さな蕾」2014年1月号から連載「絵のある待合室」がスタートしています。

9. 会員の野口勉さんがネット上に心の手帖・わたくし美術館を掲載されました

 会員の野口勉さんがネット上に心の手帖・わたくし美術館を掲載されまし心の手帖・わたくし美術館(Web版)の
URLはhttp://arttomnog.exblog.jp/に変更されました。
又掲載内容が更新されています。作家は古沢岩美、鈴木誠、宮坂金太郎、鶴田吾郎、須田寿、山下充、別府貫一郎、高岡徳太郎、野村光司、三上浩、秋保正三、山上嘉吉、山上嘉吉、小村雪岱等です。
掲載作品が変更され続けられています。

10. 会員の佐々木征さんの発掘顕彰です


クラーク博士の胸像作者、田嶼碩朗(たじま・せきろう)1878-1946の彫刻家「田嶼碩朗」(414頁が共同文化社より3000円)が2016年1月15日発刊されます。田嶼碩朗の発見は佐々木征さんが田嶼一舸の“山羊像”を骨董市で見つけたのが発端。一舸、碩朗は雅号。佐々木さんは、十数年にわたり調査、研究が進められ、その後、クラーク博士小胸像、鍾馗像をゲットされた。ご遺族と接触され、これがきっかけで本図書の発刊に繋がりました。図書の巻頭には6頁にわたり佐々木征さんの文が掲載されています。又著者による“田嶼碩朗の足跡を訪ねる旅”にも佐々木征さんとの出会いが書かれています。クラーク博士の胸像作者、田嶼碩朗は完全に忘れ去られていたのです。
(yahoo、Googleが一斉にネット上掲載、朝日新聞、北大、東工大5件)埋もれた作家の発掘顕彰の典型的な事例です。快挙です。

11. 会員の名古屋画廊さんから 『愛知洋画壇物語PARTⅡ』が発売。

 『愛知洋画壇物語PARTⅡ』(仮題)著者・中山真一が5月に発刊予定です。
21.0×14.8センチ(A5版)、約400ページ、各モノクロ図版(約4センチ角)にて掲載。
1000部発行。
発行日平成28年5月(予定)風媒社  販売価格1,500円(税別)

名古屋画廊  住所・連絡先  ; 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-12-10 
                 TEL 052(211)1982 日、祝日休廊    
       HP; http://www.nagoyagallery.co.jp

12. 寄付金のご案内

 27年度は9件の寄付金をいただき、累計318,000円となりました。主に「わの会の眼」展の経費と続「わの会眼」の経費に使用させて頂きます。有難う御座いました。 
一般の方の寄付金の受付は「わの会」の事務局で行っています。事務局;04-7134-8293  〒277-0871  柏市若柴1-358「わの会」事務局までご一報下さい。

13. 平成27年度の美術普及活動の項目、実績

 (Ⅰ) 市民へのサービス、参加 37,186名
(Ⅱ) コレクションの活用   
    1 コレクション活用件数45件 
    2 所蔵作品の寄贈件数 3件 
    3 所蔵品の寄託者数 5名
(Ⅲ) 美術普及活動 
    1 わたくし美術館の常設展、企画展件数 33件 
    2 ネット美術館 2件 発掘顕彰件数 1件 
    3 病院、福祉施設、学校への作品展示件数 8件 
    4 講演会 4件  
    5 アウトサイドアート普及件数 2件  
    6 地域の美術普及活動件数 10件  
    7 公立美術館企画参画件数 2件 
    8 会員の個展 1件
    9 画廊の企画展 82件、約6000名が来廊
(Ⅳ) マスコミ掲載
    1 雑誌に連載件数 2件  
    2 マスコミ掲載件数 123件(内、93件は「わの会展」関連)